コロナ禍の影響でペットの需要が高まる中、ペットと一緒に泊まれる宿泊施設も珍しくなくなってきました。
ペットを飼っている方は、旅行へ行く時、大切なペットをどうするかが問題になります。
そんなお悩みを解決すべく始められたのが、ペットも連れて一緒に泊まれる宿泊設備です。
国内で飼育されているペットの数やその数の推移から、ペットと泊まれる宿泊設備の需要や魅力について掘り下げていきたいと思います。
高まるペットの需要

ペットフード協会様が公開されている『2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果』によりますと、以外にも、2013年頃から緩やかに上昇している猫の飼育頭数に比べ、犬の飼育頭数は減少傾向にあることが分かっています。
ただし、新規飼育者の飼育頭数のみに焦点を当てた場合、犬・猫共に2019年、202 0年、2021年ともに増加していました。
ちょうどコロナ過が始まった時期と被るため、コロナ過が新規飼育者の飼育頭数の増加傾向に影響を与えている可能性は、かなり高いでしょう。
外出自粛で人と会う機会が減ったため、ペットに孤独の解消と癒しを求める方が増加したのではないかと思われます。
ペットとの旅行が求められる理由

前項で上げた調査結果には、非飼育者が飼育に踏み出せない阻害要因も公開されていました。
犬の場合、『旅行など長期の外出がしづらくなる』というのが最も割合を占める阻害要因で、猫も同様の要因が2番目に位置していました。
ペットを飼われていない非飼育者の方が真っ先に思いつく要因なのですから、実際に飼育している方がお悩みとされているのは、まず間違いなさそうです。
コスト面などもそうですが、「ホテルに預けるのがかわいそう…」「一時的にでも離れるのが心情的につらい…」などの理由もあるのではないでしょうか。
ペットと泊まれる宿泊施設の需要が高いのも頷けます。
ペットとグランピング

「ペットが泊まれる」というコンセプトと最も相性の良い宿泊設備が何かと問われれば、『それはグランピングだ!』と筆者は即答いたします。
元々その性質上、自然豊かなロケーションを持っていることが多いグランピングは、ペットを遊ばせるのに最適の空間です。
運営側の視点でも、スペースさえあれば、お手軽にテントの真横へドックランを併設できます。
通常の宿泊施設であれば、共有のドックランが多いですが、上記の理由からグランピングであれば、完全プライベートのドックランを各棟に併設することも難しくありません。
余談ですが、共用ドックランは、「他の飼い主の犬に噛まれてケガしてしまった」などのトラブルも多いので、完全プライベートであれば、お客様はもちろん、運営側も安心です。
グランピング経営・集客に関するご相談は、コチラからお問い合わせください。
まとめ
ペットと泊まれる宿泊施設は確かに魅力的ですが、ただ必要設備を整えれば良いというだけではありません。
ターゲットの心情をしっかりと理解した上で、施設のコンセプトを設計することが何より大切だと筆者は考えております。
弊社では、グランピングテントを始め、グランピングに関わる様々な商品を取り扱っております。
また、グランピングの経営・集客の相談も承っております。
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