サウナストーブは、サウナの中核を担う重要な存在です。
昨今のサウナブームにより、多種多様なサウナストーブが販売されています。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、弊社が最もおすすめしているサウナストーブは、電気式サウナストーブです。
今回は、おすすめの理由も含め、安全性・快適性・コストの面から、電気式サウナストーブについて解説します。
安全性
電気式サウナストーブは、火を一切使わないため一酸化炭素中毒の心配がありません。
一定温度以上になったとき、自動で電気を遮断するリミッター機能が付いているものも多く、安全面はかなり優れています。
使用中にサウナストーブ本体に振れるのは厳禁ですが、万が一に備え、できる限りストーブ本体が熱くならないよう工夫されているものもあります。
例えば、弊社の商品の場合、素材は耐久性と耐熱性に優れたオールステンレス製となっており、内部のヒーティングエレメント(発熱チューブ)の周囲には、空気の流れを阻害しない程度に隙間が空いています。
さらに、二重のケーシングで断熱性を高め、できるだけストーブ本体の表面が加熱されるのを防いでいます。
快適性
電気式サウナストーブの中には、サウナ内を設定した温度に調整できるサーモスタッド機能が付いているものがあります。
お好みに合わせて細かく室内温度を調整できるというのも、電気式サウナストーブの強みです。
電気式ではありますが、サウナストーンに水をかけても問題ないよう設計されており、ロウリュ(サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること)にも対応しています。
サウナ香料を使ってロウリュに香りを付ければ、更なるリフレッシュ効果を期待できるでしょう。
コスト
導入コストの高さが、電気式サウナストーブ唯一の弱点かもしれません。
ただし、あくまで導入コストに絞ったときの話であって、運用費用などを含めたトータルコストで考えれば安価です。
というのも、電気式サウナストーブは石加熱方式を採用しているため、室内温度の上昇するスピードが早く、エネルギーロスも少ないという特徴があります。
一方、空気加熱方式のサウナストーブは、熱効率が悪いので余計なコストがかかってしまいます。
熱効率が悪いと、余計に高熱を発する時間も長くなるので、比例して商品の劣化も早まります。
結論、電気式は導入コストこそ高いものの、総合的なコストパフォーマンスは優れていると言えるでしょう。
使用頻度が極端に少ないようであれば、電気式でなくてもいいかもしれません。
逆に、サウナを開業するなどして長期で運用していく場合は、断然、電気式サウナストーブをおすすめします。
PSEには注意が必要!
ここまで電気式サウナストーブのたくさんの魅力を紹介しましたが、一点注意しなければいけないポイントがあります。
それは『PSEマーク』の問題です。
電気式サウナストーブは、電気用品安全法によって定められた『特定電気用品以外の電気用品』です。
つまり、PSE認証取得されていないと輸入・販売を行ってはいけないものになります。
にも関わらず、PSEマークが取得されていない電気式サウナストーブが、当たり前のように販売されていたりすることがあります。
PSEマークのない電気式サウナストーブを使用して営業し、何らかのトラブルが発生した場合、直接の因果関係がなかったとしても、営業停止を受ける恐れがあります。
詳しくは、以前アップしたこちらの記事をご覧ください。
まとめ
安全性・快適性・コストパフォーマンス、いずれの観点からも、サウナを営業する際は電気式サウナストーブを使用して営業されることを強く推奨いたします。
今回紹介した電気式サウナストーブの魅力を弊社の商品は全て備えております。
サウナの開業を検討中の方は、是非、購入をご検討くださいませ。
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