普通のテントでもよく発生するカビですが、グランピングのテントも例外ではありません。
そして、テント以上にグランピングテントにカビが発生するというのは、深刻な問題です。
グランピングは『glamorous(魅力的な)』と『camp』を掛け合わせた造語ですが、その語源を見てわかるように、豪華であるというイメージが根底にあります。
そんなグランピング場のテントがカビだらけだと、施設全体の大きなイメージダウンに繋がりかねません。
今回は、弊社の新商品の紹介も兼ねて、テント・グランピングテントにできるカビ対策を紹介していきます。
①カビ防止剤を塗布する

一番おススメなのは、防カビ剤等の専門的な対策ツールを使用することです。
グランピングテントの場合、膜自体が大型であることがほとんどで、洗浄はおろか、膜の取り外しさえ困難なことが多いので、対策ツールを使うか専門業者に依頼するかのほぼ二択となるでしょう。
専門業者に依頼するより安く、効力や効果の持続期間を考慮した時、選択肢の限られるグランピングテントはもちろん、通常のテントであっても一番コストパフォーマンスに優れた対策と言えます。
しかし、防カビ剤なら何でも良いというわけではありません。自分で施工する以上、手間と時間はどうしても取られるわけですから、できるだけ長く効果が持続するものを選びましょう。
そこで、おススメするのが、弊社の新商品である『ネクスクリーン』は、テントに発生するカビの防止・除去がきる光触媒のコーティング剤です。
人体に無害でありながら、人体に有害な有機防カビ剤と同等以上の効力を持っています。

上の画像は、ネクスクリーン、市販の防カビ剤、未処理の3パターンで比較検証したときの写真です。左が市販の防カビ剤、右が未処理、真ん中がネクスクリーンとなります。
未処理は当然ながら、市販の防カビ剤でもカビがある程度発生してしまっています。
それらと比べて、ネクスクリーンは明らかにカビの繁殖を抑制できていることが分かります。
また、下の写真では、効果がどれだけ持続するかを検証しています。

ネクスクリーンをテント生地の右側にのみ塗布して一年間放置したところ、見事に左側だけにカビが繁殖していました。
使用環境や使用する対象物にもよりますが、平均して3年~5年効果が持続します。
市販の刷毛やスプレーを使って施工できるので、専門業者に依頼するよりリーズナブルで済むのも利点です。
その他、ネクスクリーンには、以下のような特徴があります。
・光触媒特有の自浄効果がある
・消臭効果がある ・公的機関に認定された実績がある
・人体に対し基本的に無害
詳細は下のボタンのページに記載されております。
ぜひご確認、ご検討くださいませ。
②専門業者に依頼する

専門の業者に依頼すれば、①で紹介したカビ防止剤と同じく、高い効果と長い持続期間を得られる可能性があります。
普通は届かないような場所も専用の道具を使って処置してくれたり、現場現場に合わせた柔軟な対応が可能です。
最初の現場説明の立ち合いや依頼の手間はありますが、それ以降は、ほぼ完全に手離れした状態になるのもいいところです。
しかし、難点も存在します。
1つ目は、コストがかかること。
専門の機材と職人が対応することになるので、他の対策と比べ圧倒的にお金がかかってくるでしょう。依頼先によっても価格は変わるでしょうが、コストを抑えた結果、効果が見込めなければ、それこそお金の無駄遣いです。そして、これが二つ目の難点でもあります。
つまり、依頼先によって効果が大きく左右されることです。
目に見えるカビを取ることだけであれば、大抵の業者さんが綺麗に除去してくれます。
しかし、再発防止までとなると、知識と経験のあるしっかりとしたところに頼まなければなりません。よく検討しなかった結果、処理後一月でまたカビが繁殖してしまった…という残念な思いをすることになります。
効果が見込めなかった場合、何らかの補償をしてくれる業者さんもありますので、後悔しないようにしっかり依頼先は選定しましょう。
普通のテントであれば、業者に依頼するほどのことでもないかもしれませんが、グランピングテントの場合は違います。
多くのグランピング施設は高級さを前面に打ち出し、宿泊単価も相応の値段となっています。カビだらけのテントでは、値段に見合った価値を保つことはできないでしょう。
コストがかかったとしても、一考の余地は十分あります。
③湿気・汚れなどを対策する

カビが発生する原因のほとんどは湿気にあります。
湿気の多くなる梅雨時や元から湿気の多い場所であれば、特に注意を払うべきでしょう。
また、湿気は温度差でも発生するので、冬場であっても油断できません。
逆に、湿気が無ければカビは発生しないため、テントの生地をできるだけ乾燥している状態にすることが重要になります。
具体的な対策としては、
・使用後に湿気をしっかりふき取る
・通気の良い場所、日光の当たる場所で乾かす
・湿気の発生する場所(土の上など)で乾かさない
また、汚れも同様にカビ発生の原因となります。
定期的にテント膜に付いた汚れを落としましょう。
手で落ちない汚れに関しては、中性洗剤などを使用します。
汚れが中々取れないからといって強くこすってしまうと、表面にある防水コーティングが剥がれてしまうので、注意が必要です。
見た目上濡れていなかったとしても、生地が湿気を吸収しているので、使用後は必ずテントを必ず乾かしましょう。
テントを乾かすときは、湿気や汚れの付かない場所を選び、テントを組立てた状態で乾かしましょう。
テントの使用回数が少ない方は、ご自身のできる範囲だけでも、それなりの対策になるかと思います。しかし、頻繁に使用される方の場合、人の手だけで完結させるのは限界があります。
また、前述したとおり、グランピングテントの場合、膜の取り外しが困難で、さらに、天井部などの手が届きにくい場所の湿気を毎回ふき取るのは難しいので、これだけの対処で済ますのは非常に困難だと言わざる負えません。
まとめ
カビ対策は、難しく手間がかかります。
一時的に除去するだけで問題ないような場合であれば、できる範囲での対策でいいかと思いますが、
頻繁にキャンプに行かれる場合やグランピングテントの場合は、専門的な薬剤の使用を強くおススメいたします。
テント・グランピングテントのカビにお悩みの方は、弊社の商品を一度ご検討くださいませ。
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