インスタグラム、Twitter、Facebook、今やこれらのSNSサービスはビジネスと切っても切り離せない関係になっています。
特に宿泊業においては、利用者のレビューや写真が非常に重要な要素となってくるので、投稿者側としても投稿される側としても密接な関係にあると言えるでしょう。
中でも写真映えを重視するSNSーーーーインスタグラムはその筆頭です。
しかし、この情勢はグランピング 事業にとって追い風と言えます。
なぜなら、インスタグラムはグランピング と多くのシナジーがあり、とても好相性だからです。
インスタグラムの影響力
TwitterやFacebookがコメント(Twitterでいうツイート)を重視するのに対し、インスタグラムはコメントよりも写真を重視するSNSサービスです。
インスタグラムの流行により『インスタ映え』という言葉まで生まれました。
これは、インスタグラム上に写真を投稿したとき、見栄えが良く、写真が映えるという意味です。
数多くのフォロワー(SNS上での支持者)を持つユーザーをインスタグラム上ではインスタグラマーと呼びますが、このインスタグラマーを企業が広告塔として起用することもあり、冒頭に書いた通り、もはや個人の商品欲求に留まらず、ビジネスの世界においてもいかにインスタグラムの影響力が大きいか分かります。
宿泊業で例えるなら、インスタグラム上でとある旅館の映える写真が運営者ないし利用者側から投稿されたとします。
この場合、単純にこの旅館に泊まってみたいという客層と、インスタ映えを目的に泊まりたい、あるいはその両方という別軸で集客効果が見込めます。
インスタ映えを目的に泊まった利用客がまた宿泊時の映える写真を投稿して、またその投稿をみたインスタ映え目的の利用客が集まる…というまさしく人が人を呼ぶという好循環を生み出せます。
投稿者がインスタグラマーのように多くのフォロワーを抱えていた場合、多ければ多いほどそれに応じて拡散範囲が広がるのでさらなる集客効果が期待できるでしょう。
しかし、インスタグラムに集客を期待するには、そもそもインスタ映えするコンテンツがないといけません。
これを作るのが最重要にして最大の課題になるわけですが、グランピング 施設はこの課題を比較的簡単にクリアすることができます。
グランピング とインスタ映えの共通項
その理由は、グランピングというコンテンツが元からインスタ映えする要素を多分に含んでいるからです。
インスタ映えに必要と言われている要素には、
・おしゃれであること
・非日常であること
・カラフルであること
などがあげられます。
このうち「非日常であること」はグランピング の定義と共通しています。
非日常体験があってこそグランピング は成立します。
※グランピング の定義についてはコチラの記事をご確認くださいませ。→
「おしゃれであること」に関しても、グランピング がグラマラスキャンプ(豪華なキャンプ)を意味していることから分かりますが、豪華であるという以上、上品でありスマートーーーーつまり、おしゃれでなければなりません。
「カラフルであること」に関しては施設やコンセプトによって施設全体の色も変わってくるため断定できませんが、少なくとも、グランピング はグランピング というだけで既に二つのインスタ映え要素を内包しているのです。
さらに、インスタグラム利用者に多い20代から30代の女性はグランピング と最もマッチする客層でもあり、互いにターゲットが共通している以上、グランピング 施設にインスタグラムユーザー呼び込むことはそう難しくないでしょう。
まとめ
前述した相性の良さから、既にグランピング =インスタ映えという図式が成り立ちつつあり、グランピング 施設というだけでインスタグラムに投稿してもらえる可能性は高いかもしれません。
しかし、より強い集客を図るため、インスタ映えするロケーションを宣伝してみたり、撮影専用のフォトスポット作ったりするのもオススメ。
しかし、何より運営者自ら発信者となり、積極的にインスタグラムに映える写真を投稿するのが一番大切です。
SNSを上手に活用して、施設にお客様をたくさん集めましょう!
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